癒しのことば：うつ病　うつを改善する方法「プチ認知療法」のススメ

癒しのことば

⇒■なかなか「うつ病」から抜けられないあなたへ！「うつ病」の悪循環から独力で脱出する新しい考え方！プチ認知療法

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癒しのことば１

やすらぎを得る心の持ち方・感じ方

夫のしつこい非難を聞き流せる妻は、子供を立派に育てられる。

夫のしつこい非難を

「私とは関係ない、これは夫の心の問題だ」

と割り切ってしまえる奥さんは、

ひどい夫とでも結婚生活をなんとかやっていかれる。

悪口ばかり言う隣りの奥さんにノイローゼにさせられないですむ。

「私とは関係ない、これは隣の奥さんの心の問題だ」

と聞き流せる人は、噂の好きな社会のなかで、ノイローゼにならないで生きていける。

聞き流せる人は自分で選択できる人。

聞き流す話題と真剣に取り組む話題を区別できる人。

加藤諦三
『うつ病　うつを改善する方法「プチ認知療法」のススメ』

癒しのことば２

ふれあいのヒント

無気力は悪くない、自分が無気力だと自覚していれば。

自分を可愛がろう、そのときにはじめて立ち上がれる。

無気力は希望の前の幼い心。

無気力は自覚すれば、やすらぎになる。

無気力を受け入れること。

無気力な自分を責めているうちは立ち上がれない。

欲張りな人は立ち上がれない。

欲張りな人は、ただの石ころをポケットに入れる。

次々に入れて、重くて動けなくなる。

漁師が沖で魚をとりすぎて、船が重くなって動かないようなもの。

立ち上がりたければ、捨てること。

親にすがりついて立ち上がれない人。

恋人にすがりついて立ち上がれない人。

お金にすがりついて立ち上がれない人。

加藤諦三

『うつ病　うつを改善する方法「プチ認知療法」のススメ』

癒しのことば３

自然の空気に触れる。

美味しい空気を吸う。深呼吸をする。好きな場所にまず行く。

そして　お金で買えないものに注意を向ける。

空気の他に例えば、健康、楽しい会話など。

その様なものを自分は大切にして生きていなかったから元気を失ったのではないかと反省してみる。

七歳のとき、爪先立ちができず、自分ほど弱い子供はいないと思っていたエピクロスは自然について学びなさい、と主張した。

「人を押しつぶすような恐怖を取り除くには、屋外の空気に触れることが大切であり」、それだけでなく「ある考えを追い払うには、別のことを考えるしかない」と言っている。

外の好きな場所に出かけるのが億劫なら、玄関の所で深呼吸するだけでもいい。

姿勢を正してゆっくりと深く呼吸をしていると、人生に正面から立ち向かう心の準備が出来てくることもある。
困難に耐えて行こうという気持ちになったりもする。

加藤諦三

『うつ病　うつを改善する方法「プチ認知療法」のススメ』

人を喜ばせる病

親に対してはいい子でいたい。
八方美人の人。
人の前でいい顔をする人。
人と会うと思いやりのあることを言う人。

でも心の中では正反対で悲鳴をあげている。
こういう人は、自分の必要性より相手の必要性を考える。
自分の必要性を犠牲にして、相手の必要性を満たそうとする。

こんな人には次から次へといろいろなことを言ってくる。
そしてあなたは一人で背負い込んでしまう。

あなたは他人の役に立つ時しかほめられなかった。
それはほめられたわけではない。
報酬としての愛だった。

一人で背負い込むのは止めなさい。
あなたがこわれてしまう。

あなたが仕事で倒れて死んでも、負担を逃れたずるい人は笑っています。

あなたが強くなるしか道はありません。
他人にイエローカードを出す勇気を持たなければなりません。
頑張るしかありません。

失念

『うつ病　うつを改善する方法「プチ認知療法」のススメ』